ランニングと日常と思い出日記

日々のことや趣味のことなどについて書きます。趣味はランニングとゲームです。

ハーフで20km引っ張り続ける

日曜日に走ったハーフ。
結果は前回書いたとおりなんですけども。

実はこのレース、ひたすら引っ張り続けました。
1km過ぎたあたりからゴールするまで、約20kmひたすら後ろの人を引っ張り続けたと。

まずスタートして1kmあたりで、自分を含めて6,7人くらいだったと思うんですが、集団になりました。

自分としては、前半は4分15~20秒くらいで行きたいと思っていて、その通り走っていたので、1時間30分くらいを目標にしていた人にとってはいいペースだったのでしょう。

引っ張らされてるなぁ、と思ったけど、気にせず自分のペースで走ってました。

そうしているうちに、少しずつ離れていって、5kmあたりでは多分3,4人になっていた気がします。(あまり後ろを見なかったのでよくわからないですが)

前回も書いたとおり、4km過ぎたあたりから向かい風がきつくなって、ペースダウンしたんですが、みんなもきつかったようで、6~7kmあたりでは、自分ともうひとりの2人だけで走る形になりました。

そのもうひとりの人、とにかくひたすら自分についてきます。

ちなみに、ちらっと振り返った感じ、年齢的には自分よりちょい上かな?ってくらいに見えました(50歳前後くらい?)。

きつくてペースが少し落ちても、少し上がったときでも、とにかくついてくる。

たまには前に出てくれないかな?と思って、少し左右に寄ったりしたこともあるんですが、前には出てくれず。

少し横に来る感じなっても、斜め後ろという感じで絶対に前に出ない。
最後まで自分の前に出たことは一度もなかったし、真横に並ぶとかも一度もなかったですね。

たまには引っ張ってくれーと思ってました。

13,4kmくらいになると、その人がたまに少し遅れ気味になって、また追いつくみたいな感じなることもあり。

それで、ああ、自分も余裕ないけど、この人もやはり余裕ないんだなと。
もうこの人に引っ張ってもらうなんて考えてはダメだなと。

確かに引っ張り続けるのは大変だけど、練習ではいつもひとりで走ってるんだから。
後ろに付かれて引っ張る形だとしても、ひとりで走るのに比べたら楽。
これだけ引っ張らされて、この人に抜かれるわけには行かないので頑張ろう。

そんなふうに思いましたね。

16km過ぎたあたりで強い向かい風になって、それまで4分20~25秒くらいだったのが、4分35前後まで落ちました。

もしかしてその人に抜かれるかな?と思ったんですが、やはり余裕がなかったようで、それまでと同様に付いてきます。

最後のほうまでそんな感じでしたが、20km過ぎたあたりで最後の力を振り絞ってペースを上げました。

最後はどれだけきつくても多少上げられるものだし、それ以上に意地がありましたよね。

これだけ引っ張って引っ張って、最後に抜かれたら悲しすぎるし、バカじゃんと。

結果としては、ゴールタイムは、自分のほうが3秒早かったです。

ゴール後に、その人とグータッチして、健闘を称え合いました。
ずっと引っ張ったことをすごく感謝されましたね。

正直、たまに引っ張って欲しかったと内心思いましたが、それは言わずに、自分もあなたのおかげで最後まで頑張れましたと。実際そうでしたからね。

もっと人数の多い大会であれば、1時間33分前後くらいの人って結構いると思うんですが、今回は参加者が少なかったので、結果的に2人だけで走ることになったんだと思います。

でも、終わってみればいい経験でしたよ。
ハーフのほとんどを引っ張り続けるなんて、普通ないじゃないですか。

精神的に強くなった気がするし、11月初めのハーフの大会は結構参加者の多い大会なので、自分が引っ張るという場面はあまり多くないはず。

今回の経験を生かして走れば、もう少し楽に、もう少しいいタイムで走れるはずだと思います。

 

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